c#.netでMediaElementを使って、WPFアプリケーションの動画プレイヤーを作成する

開発環境：visual studio 2015
開発言語：C#.net

以前、Formアプリケーションで【WindowsMediaPlayerコントロール】を使って
簡単な動画プレイヤーを作成してみましたが
今回はWPFの【MediaElement】を使って動画プレイヤーを作成してみました。

【WPFアプリケーション】のプロジェクトを作成して
ツールボックスから【MediaElement】を選択し貼り付けます。

適当にサイズを変更してコードを書きます。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows;
using System.Windows.Controls;
using System.Windows.Data;
using System.Windows.Documents;
using System.Windows.Input;
using System.Windows.Media;
using System.Windows.Media.Imaging;
using System.Windows.Navigation;
using System.Windows.Shapes;

namespace WpfApplication1
{
    /// <summary>
    /// MainWindow.xaml の相互作用ロジック
    /// </summary>
    public partial class MainWindow : Window
    {
        public MainWindow()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void Window_Loaded(object sender, RoutedEventArgs e)
        {
            mediaElement.LoadedBehavior = MediaState.Manual;
            mediaElement.Source = new Uri(@"C:\work\neco02_720.mp4");
            mediaElement.Play();
        }
    }
}

これだけで動画の再生が可能になります。

アプリケーションの動きとしては

アプリケーション起動 → 動画ファイル読み込み → 再生開始

といった感じです。

また下記の設定をしないと
【Play()】、【Pause()】、【Stop()】の制御が出来ない仕様のようです。

mediaElement.LoadedBehavior = MediaState.Manual;

とりあえず【MediaElement】を使ってWPFアプリケーションを作成してみましたが
Formアプリケーションの【WindowsMediaPlayerコントロール】と比較すると

①色がおかしい
　RGB値で比較すると
　→【MediaPlayer】 ：(254,254,254)
　→【MediaElement】：(230,230,230)
　上記のような差が出ました。
　※正解は【MediaPlayer】です。

②再生終了時の表示
　→【MediaPlayer】 ：再生終了で表示が黒
　→【MediaElement】：再生終了時最後のフレームが表示される

とりあえず見た目での違いはこんな感じでした。