中堅プログラマーの備忘録

忘れっぽくなってきたので備忘録として・・・

【nodist】を使ってnode.jsのバージョンを管理する

1.概要

【node.js】のバージョンの使い分け(管理)を行いたい場合
【nodist】を使うと簡単に実現できます。
これを使うとアンインストールしてインストール
という手間が省けて非常に便利です。


2.ダウンロード

ダウンロードは↓から

github.com



3.インストール

ダウンロードした
【NodistSetup-v0.9.1.exe】
を実行します。

特殊な設定もないので手順どおりにインストールします。




と、思ったのですが私の環境で下図のエラーが発生しました。
f:id:tsu--kun:20200716114609p:plain


内容を見てみると

path not updated, new length 1055 >1024
とのこと。

何のエラーかわからなかったのでとりあえず無視して続行しました。


インストールが完了し、コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行してみると

>nodist -v
'nodist'は、内部コマンドまたは外部コマンド
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。


・・・なるほど
どうやら【環境変数】の登録に失敗した模様・・・


他のを削除するわけにもいかないので手動で下記を追加します。

C:\Program Files (x86)\Nodist\bin

再度コマンドを実行してみると

>nodist -v
0.9.1

と無事動作が確認出来ました。

4.node.jsのインストール

インストール可能なバージョンの確認をします。

>nodist dist
0.1.14
0.1.15
・
・
・
14.2.0
14.3.0
14.4.0
14.5.0

現在のバージョンを確認します。

>node -v
v11.13.0

今回は14.2.0を使いたいので指定します。

>nodist 14.2.0
14.2.0
Installing 14.2.0


 14.2.0 [===============] 54168/54168 KiB 100% 0.0s
Installation successful.

インストールが完了したらバージョンを確認してみます。

>node -v
v14.2.0

バージョンが変わっていれば完了です。

5.便利な機能

・インストールされているバージョンの確認

>nodist
  (x64)
  11.13.0
> 14.2.0  (global: 14.2.0)

※【(global】とついているのが現在使用中のバージョン


・バージョンの切り替え

>nodist 11.13.0
11.13.0
11.13.0 (global)


・アンインストール

>nodist - 11.13.0