1.概要
【node.js】のバージョンの使い分け(管理)を行いたい場合
【nodist】を使うと簡単に実現できます。
これを使うとアンインストールしてインストール
という手間が省けて非常に便利です。
3.インストール
ダウンロードした
【NodistSetup-v0.9.1.exe】
を実行します。
特殊な設定もないので手順どおりにインストールします。
と、思ったのですが私の環境で下図のエラーが発生しました。
内容を見てみると
path not updated, new length 1055 >1024
とのこと。何のエラーかわからなかったのでとりあえず無視して続行しました。
インストールが完了し、コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行してみると
>nodist -v
'nodist'は、内部コマンドまたは外部コマンド
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
・・・なるほど
どうやら【環境変数】の登録に失敗した模様・・・
他のを削除するわけにもいかないので手動で下記を追加します。
C:\Program Files (x86)\Nodist\bin
再度コマンドを実行してみると
>nodist -v
0.9.1
と無事動作が確認出来ました。
4.node.jsのインストール
インストール可能なバージョンの確認をします。
>nodist dist
0.1.14
0.1.15
・
・
・
14.2.0
14.3.0
14.4.0
14.5.0
現在のバージョンを確認します。
>node -v
v11.13.0
今回は14.2.0を使いたいので指定します。
>nodist 14.2.0
14.2.0
Installing 14.2.0
14.2.0 [===============] 54168/54168 KiB 100% 0.0s
Installation successful.
インストールが完了したらバージョンを確認してみます。
>node -v
v14.2.0
バージョンが変わっていれば完了です。
5.便利な機能
・インストールされているバージョンの確認
>nodist
(x64)
11.13.0
> 14.2.0 (global: 14.2.0)
※【(global】とついているのが現在使用中のバージョン
・バージョンの切り替え
>nodist 11.13.0
11.13.0
11.13.0 (global)
・アンインストール
>nodist - 11.13.0