1.概要
前回の記事でウィザードをとおして、インストーラー作成まで行いました。
今回は【issファイル】に直接スクリプトを記述して
より高度なことが出来るインスト―ラーを作成してみます。
2.設定
インストール時にbatファイルを実行する
[Files] Source: "C:\test\test.bat"; DestDir: {tmp}; Flags: ignoreversion [Run] Filename: "{tmp}\test.bat";
test.batというファイルを実行します。
test.batはTempフォルダに一時的にコピーされ
インストールが完了すると削除されます。
ProgramData下にファイルをコピーする
#define MyAppName "test" #define MyAppPublisher "company" [Files] Source: "C:\test\*"; DestDir: "{commonappdata}\{#MyAppPublisher}\{#MyAppName}\test"; Flags: ignoreversion recursesubdirs createallsubdirs; permissions:everyone-modify
【C:\test】配下の全てのファイル、フォルダを
【C:\ProgramData\company\test】配下にコピーします。
インストール完了後にreadmeを表示する
[Run]
Filename: “{app}\readme.txt”; Description: “READMEを表示する”; Flags: postinstall shellexec skipifsilent unchecked
デフォルトのチェックボックスを外しています。
サイレントインストール
作成されたインストーラーが【setup.exe】だった場合
>setup.exe /silent
引数に【/silent】を指定して実行します。
スタートアップにショートカットを作成する
[Tasks] Name: "startupicon"; Description: "スタートアップにショートカットを作成"; Flags:unchecked