1.概要
【example.com】というドメインに対して
【test.example.com】がサブドメインになります。
何故こんなことをするのかというと
一つのブランドで複数の用途の異なるサイトを運用する場合
等に利用されることが多いです。
メリットとしてはコストやブランドイメージ
デメリットとしてはSEOの恩恵が受けられない
といったところでしょうか・・・。
2.手順
①【AWSマネジメントコンソール】にログインしサービスから【Route53】をクリックする。
②左のナビゲーションバーから【ホストゾーン】をクリックする。
【ホストゾーン】が表示されたら、【ホストゾーンの作成】ボタンをクリックする。
③【ホストゾーンの作成】が表示されたら
【ドメイン名】に登録したいサブドメイン名を入力する。
※ドメインが【example.com】なら【test.example.com】等
【タイプ】は【パブリックホストゾーン】を選択
入力、設定を確認し【ホストゾーンの作成】をクリックする。
④ホストゾーンの作成が完了すると下図のとおり
【NSレコード】、【SOAレコード】が作成されます。
【NSレコード】:ドメインの権威サーバ
【SOAレコード】:ドメインについての情報や設定などが記述されている
※【NSレコード】の値をコピーしておく。
⑤【ホストゾーン】から親ドメインを選択し【レコードを作成】ボタンをクリックする。
⑥【レコードの作成】が表示されたら
【レコード名】にサブドメイン名を入力
【レコードタイプ】に【NS - ホストゾーンのネームサーバー】を選択
【値】:⑤でコピーしたNSレコードの値をペーストする。
【TTL】:適切な値を設定(NSであれば86400あたり?)
【ルーティングポリシー】:【シンプルルーティング】
設定が完了したら、【レコードを作成】をクリックする。
⑦レコードが正常に作成されました。の表示がされれば完了です。
3.確認
nslookupコマンドにて確認できます。
正常に完了していれば下記のように表示されます。
>nslookup test.example.com サーバー: jns4.ocn.ne.jp Address: 143.90.130.39 名前: test.example.com