1.概要
windows上でAdobe Airアプリを動作させる場合
ランタイムが必要になります。
このランタイムですが自動でアップデートを促すウィンドウが表示され
正直うっとうしいです。
※AIRアプリケーションを起動するとアップデートの有無がチェックされ
前回のチェックから 2 週間以上経過している場合に実行されるようです。
今回はアップデートを無効にする方法について記載します。
2.Adobe AIR 設定マネージャ
自動アップデート機能を無効にするために
Adobeから公式にリリースされている設定マネージャーというものが存在します。
下記からダウンロード可能です。
【http://airdownload.adobe.com/air/applications/SettingsManager/SettingsManager.air】
実はこれが以前はインストール出来ないという状態
(インストーラーの期限切れのような挙動)だったのですが
久しぶりにやってみると問題なくインストールが出来てしまいました。
今回の記事はレジストリ操作で無効に出来ますという内容にしたかったのですが
さすがにAdobeも対応してくれたようです。
インストールが完了すると【設定マネージャー】が開き
ここで有効、無効の設定が出来ます。
下図はアップデートを無効にした状態になります。
3.レジストリで無効にする方法
またいつ期限切れを起こすかわからないので
備忘録として残しておこうと思います。
下記の記述をbatファイルとして保存し実行すると
アップデートを無効にすることが出来ます。
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Adobe\AIR" /v UpdateDisabled /t REG_DWORD /d 1 exit
4.結論
【Flash】のサポートが2020年に終了すると発表されています。
【Air】についてもサムスンの子会社であるHARMAN社に移管したようです。
【Air】はもう終わってしまった技術なのか?
と思うかもしれませんがまだまだ一定のシェアを持っており
サポートも機能開発もHARMAN社が引き継いでくれるという話なので
今後の動向に注目したいと思います。